1958年4月5日、後楽園球場。長嶋茂雄さんはプロ初打席から四打席連続三振を喫しました。新人の大ブームを巻き起こしていた「ミスタープロ野球」の船出は、紙面では「苦いデビュー」と報じられましたが、長嶋さん自身はこう振り返ります。
「悔しかったさ、そりゃもう。でも、あれほどいい三振もなかった。あれほど生きた三振というのもなかった。」
ここにこそ挑戦の本質があります。見逃し三振ではなく、渾身のフルスイングで空を切った三振だからこそ、得られた学びと次打席へのエネルギーは計り知れません。翌日から長嶋さんは快音を響かせ、史上屈指のバッターへの道を駆け上がりました。
Vision Base株式会社が掲げる合言葉“More Challenges, More Happiness”もまた、この精神をビジネスに投影しています。私たちが挑むのは、変化の激しいIT業界で「当てにいく」打席ではなく、未来を変える豪快なスイングです。
創業初年度から私たちは、SESの枠を越えて採用支援、教育事業、AI研究へと挑戦領域を拡大してきました。それは「挑戦の総量こそが幸福の総量を押し上げる」という信念があるからです。チャレンジには痛みも伴いますが、組織全体で支え合い、失敗をナレッジに変換するカルチャーがあるからこそ、誰もが安心してバットを振り抜けるのです。新人もベテランも関係なく、まずは一歩を踏み出す――その連鎖が大きなうねりとなり、事業を加速させています。
たとえばSES事業におけるフルスイング。
業界に根強く残る多重下請け構造の壁を打ち破り、エンドユーザーや元請け企業と直接タッグを組み、付加価値の高いプロジェクトにチャレンジしています。現場デビュー前には三か月間の徹底研修で技術とマインドを鍛え、挑戦を習慣化。未経験エンジニアが職務経歴を“盛る”ことなく、素のポテンシャルで勝負できる仕組みを整備しています。たとえ最初は空振りしても、そのリアルな経験が次の打席での芯の捉え方を教えてくれます。長嶋さんの“四連続三振”が後の大記録の伏線になったように、小さなミスさえ資産へ変える循環を創っています。
人生は一度きり。「挑戦しなかった後悔」ほど苦いものはありません。四連続三振でも、豪快な一発でも、本気で振り抜いた者だけが見ることのできる景色がある。Vision Baseは、真っすぐ挑戦できるSESの舞台を用意し、あなたのフルスイングを歓迎します。仲間と共に失敗を称え合い、学び合い、まだ見ぬホームランを量産していきましょう。あなたの一振りが組織を強くし、日本のIT業界に新しい風を吹き込むと私たちは信じています。
なお、生成AIで再現した私のフルスイング動画をYouTubeに公開しています。良かったらぜひご覧くださいませ! Vision Baseの仲間たち、感想お待ちしています。
https://youtu.be/JPyq6E86AtU