— Case 08 / 不動産業
となりのAI実装エンジニア
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都 |
| 事業 | 不動産業 |
| 従業員 | 10〜30名 |
少人数でも、
反響を取りこぼさない営業体制へ。
不動産の仕事は、反響への対応、物件の案内、契約書類の作成、物件情報の更新と多岐にわたる。とくに反響対応はスピードが勝負で、問い合わせへの初動が遅れれば、そのお客様は別の会社に相談してしまう。
東京都で不動産業を営む同社は、10〜30名の体制で、これらの業務のすべてを回していた。抱えていた課題は4つある。
- 反響を取りこぼす
接客中は電話にもメールにも出られない。対応できない間に、せっかくの問い合わせが競合に流れていた。
- 書類づくりの負担
契約書や重要事項説明書は、毎回一から作っていた。記載を間違えれば大きな問題になるため、確認にも神経を使う必要があった。
- 集客につながらないサイト
物件紹介サイトは情報が古くなっており、問い合わせを生む入口として機能していなかった。
- 散らばった顧客情報
顧客・物件・追客の状況は、別々の表に散らばっていた。担当者にしか状況が分からず、引き継ぎのたびに抜けが出ていた。
どれか一つではなく、営業の入口から契約、その後の追客まで、それぞれの段階に課題があった。少ない人数で質を保つには、業務の流れ全体を見直す必要があった。
同社が選んだのは、月額制でエンジニアが実装まで伴走する「となりのAI実装エンジニア」である。課題ごとに仕組みを一つずつ実装し、営業の流れ全体を整えていった。
まず、問い合わせにAIが一次対応する自社ツールを構築した。AIが希望条件を聞き取り、物件情報の整形までを担う。接客中に届いた問い合わせも取りこぼさず、営業担当は条件が整理された状態から対応を始められる。
次に、物件情報から契約書や重要事項説明書などの定型書類の下書きを自動で作る仕組みを加えた。担当者は一から作るのではなく、下書きを確認し、調整して仕上げる。
古くなっていた物件紹介サイトはリニューアルし、問い合わせの導線を整えた。サイトにはAIチャットも組み込み、訪れた人が知りたいことをその場で聞けるようにした。
最後に、Claude Codeを使って、顧客・物件・反響・追客を一つにまとめた同社専用のCRMを開発した。汎用のツールに業務を合わせるのではなく、同社の仕事の流れに合わせた仕組みである。
- 初動の取りこぼしが減った
反響の一次対応をAIが担うことで、初動の取りこぼしが減った。営業担当は、動くべきお客様を見極めて対応できるようになった。
- 書類は確認と調整だけに
契約書や重要事項説明書の下書きが自動で用意され、確認と調整だけで仕上がるようになった。
- サイトが問い合わせの受け皿に
見やすく刷新したサイトが、問い合わせを受け止める入口になった。
- 誰が見ても状況が分かる
顧客の状況が一つのCRMにまとまり、誰が見ても分かるようになった。追客の抜けも減った。
入口の反響対応から、書類、サイト、追客まで。業務の流れを一つずつ仕組みに置き換えたことで、少人数でもお客様を取りこぼさない営業体制ができた。
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