— Case 09 / 住宅施工販売業
となりのAI実装エンジニア
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県 |
| 事業 | 住宅の施工・販売 |
| 従業員 | 30〜50名 |
「先輩に聞く」しかなかった現場を、
スマホで即答できる現場へ。
住宅の施工には、図面やマニュアルだけでは伝わらない知恵が多い。現場ごとに条件は違い、過去にどう納めたか、どんなトラブルがあってどう解決したかといった経験が、品質を支えている。その経験の多くは、職人や現場監督の頭の中にある。
愛知県で住宅の施工・販売を手がける同社も、その知恵をどう若手に伝えるかに悩んでいた。課題は社内と社外の両方にあった。
- 知見が職人・現場ごとに属人化
施工のノウハウは、職人や現場ごとに散らばっていた。社内で共有される仕組みはなく、必要な知識はそれを知っている人に聞くしかなかった。
- 新人の独り立ちが遅い
若手は分からないことがあると、先輩に聞くしかない。先輩がその場にいなければ作業が止まり、質問のたびに教える側の手も止まる。新人が独り立ちするまでには時間がかかり、教える側の負担も大きかった。
- 実績が集客につながらない
同社には豊富な施工事例がある。しかし、それを伝えて問い合わせにつなげるサイトが整っておらず、せっかくの実績が集客に活かされていなかった。
現場の知恵は、社内では若手を育てる力になり、社外にはお客様の信頼を得る材料になる。その両方を活かしきれていない状態だった。
同社が選んだのは、月額制でエンジニアが実装まで伴走する「となりのAI実装エンジニア」である。現場の知恵を社内で引き出せる仕組みと、社外に伝える仕組みを同時に整えた。
まず、施工手順や過去の事例をAIに覚えさせた。現場でスマホから質問すれば、AIがすぐに答えを返す。若手は先輩を探して待つことなく、その場で疑問を解消できる。先輩も、繰り返し同じ質問に答える必要が減る。
あわせて、施工写真とデータから事例を見せるコーポレートサイト・事例サイトを制作した。同社がこれまで手がけてきた施工の実績を、検討中のお客様に分かりやすく伝えるためである。
- 新人の独り立ちまでの期間がおよそ半分に
現場で疑問をすぐに解決できるようになり、新人が独り立ちするまでの期間はおよそ半分になった。
- 教える側の負担も減った
質問への対応で手を止める場面が減り、先輩社員は自分の仕事に集中できるようになった。
- 事例が伝わり、相談が増えた
施工事例が伝わるサイトになり、問い合わせや相談が増えた。
職人の経験は、会社にとってかけがえのない財産である。それを特定の人の頭の中から、誰もが引き出せる形に移したことで、人を育てる力とお客様に選ばれる力の両方が高まった。
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