— Case 11 / 建設・建築業
となりのAI実装エンジニア
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 |
| 事業 | 建設・建築業 |
| 従業員 | 30〜50名 |
見積対応を、
月85時間から5時間へ。
建設・建築の仕事では、見積の速さが受注を左右することが多い。発注を検討している側は、複数の会社に見積を依頼して比べる。内容が同じなら、早く、確かな見積を返した会社に声がかかりやすい。
大阪府で建設・建築業を営む同社では、その見積が大きな負担になっていた。あわせて、受注した工事の採算をつかむことにも課題を抱えていた。
- 見積が一人の担当者に集中
見積依頼の受付から、過去の見積を確かめての作成、送付まで、すべてが手作業だった。その負担は一人の担当者に集中し、見積対応だけで月85時間を費やしていた。
- 回答の遅れで案件を落とす
繁忙期には見積の回答が遅れ、本来なら勝てたはずの案件を落とすこともあった。見積の遅れが、そのまま失注につながっていた。
- 工事ごとの採算が見えない
原価の管理はExcel頼みで、工事ごとの原価や予算と実績の差は、締めてみるまで分からなかった。赤字の工事に気づくのが遅れ、手を打つタイミングを逃していた。
見積の入口と、工事の採算という出口。どちらも、手作業とExcelに頼る限り、スピードと精度に限界があった。
同社が選んだのは、月額制でエンジニアが実装まで伴走する「となりのAI実装エンジニア」である。見積から原価管理まで、工事にまつわる数字の流れを仕組みに置き換えた。
まず、見積依頼の受付から、過去の見積の参照、見積書の作成、送付までを一続きで処理する仕組みをつくった。依頼が来ると、AIが過去の見積を参照しながら見積書を下書きし、送付まで進める。担当者の役割は、その内容を確認することに絞られた。
あわせて、見積・発注・実績原価を工事ごとに集約し、予算と実績の差をリアルタイムで見える化する仕組みを構築した。締めを待たなくても、工事の途中で採算が分かるようになる。
- 見積対応を月85時間から5時間に
見積対応にかかる時間は、月85時間から5時間になった。月80時間の削減で、金額にして約24万円/月に相当する。
- 数分で返信でき、スピードで受注が決まる場面が増えた
見積の返信が数分で出せるようになった。回答の速さが決め手となって受注が決まる場面も増えている。
- 工事ごとの利益が途中でも見える
工事ごとの原価と予実が見えるようになり、採算の管理を強められた。工事の途中でも利益が分かるため、早めに手を打てる。
見積の速さは受注を増やし、採算の見える化は利益を守る。工事の入口から出口までの数字を仕組みにしたことで、一人の担当者の頑張りに頼らない体制ができた。
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